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第04回 秋吉台・秋芳洞】

 第4回目の「九州周遊建築散歩」は、北九州近辺で自然を楽しめる場所として、秋吉台・秋芳洞を選んでみました。
 カルスト台地や鍾乳洞は建築とは直接関係ないかもしれませんが、壮大な自然に接することによって、自然と人間、もしくは自然と建築の関係を考えるよい機会になるかもしれません。
 今回のテーマは少々こじつけ気味ですが、あまり深く考えずに、散歩のつもりで気楽に参加してみませんか?

(ポスターより抜粋:ポスターはこちらから


 

 8月9日。今回の建築散歩は避暑をかねて涼しい鍾乳洞ツアーになりました。また、今回は北九大の北方キャンパスの学生の方にも参加していただき、お子さん1人を含めて総勢13人で見学を行いました。

 北九大国際環境工学部を出発し、秋芳洞正面入口の駐車場に到着。東洋一といわれる鍾乳洞なので観光地化しているので、まず土産物や食事をするお店がずらっと並んでいる通りがあります。腹が減っては戦は出来ん!ということで、そこでしっかり食事をしてから鍾乳洞正面入口に向かいます。


鍾乳洞入口前

 この日はとても暑く、入口まで歩いているだけで疲れてしまいそうでしたが、中に入るととたんに鍾乳洞独特のヒヤッとした感じがして、これから鍾乳洞に入るぞ!とやる気になります。鍾乳洞内の気温は年間を通じて17度とのこと。


中から見た鍾乳洞入口

 とりあえず、滑りやすい足元に気をつかいながらずんずんと奥に向かいます。有名な百枚皿や千畳敷、黄金柱など鍾乳洞独特の地形は見てて飽きません。自然のエネルギーと造形に感動しながら約1kmある見学コースの一番奥まで到着。


百枚皿


鍾乳洞行進中


黄金柱

 その後、同じ道を戻って鍾乳洞を出たたら、外の暑いこと、暑いこと。暑いときは天然の冷房が効いている鍾乳洞ツアー、お勧めです。

 次にカルスト台地の秋吉台を望むべく、くねくねした山道を登り秋吉台のカルスト展望台に移動。眼下に広がるカルスト台地を堪能しました。しかし、あまりの暑さに皆さん既にお疲れ気味です。


展望台より秋吉台を望む

 次に行くところは決まっていませんでしたが、近くにきれいな水が出るところがあるということで涼しそうだしということで別府弁天池に決定。カルスト台地の中を抜ける道を気持ちよくドライブしながら目的地に向かいました。

・・・と書きたかったところですが、実際は1台の車が他の車を見失い、再び合流するまで秋吉台をぐるぐる何度も回ることになりました。景色はすばらしいですが、道知らないし携帯電話もつながらないし・・・ということで実際はあまり優雅なドライブではありませんでした。しかし、何とか合流することが出来て一安心。

 ということで、ようやく別府弁天池に到着。ここ別府弁天池は日本の名水百選にも選ばれた、透き通るようなコバルトブルーの池です。この池の透明感は感動もので、暑さを忘れて見入っていました。帰り際には、駐車場近くの給水場でペットボトルに湧水を入れ、皆満足そうに車に乗り込みました。


 別府弁天池の湧き水           池の隣にある神社の鳥居

 この後は帰り道の下関で、とあるホテルの屋上にあるビアガーデンでビールと関門海峡の景色を楽しみながら、ようやく今回の建築散歩は終了しました。特に(ビールが飲めなかった)運転手の方、お疲れ様でした。

(つつみ)


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