home


【レポート】

 

前回のレポートへ

  

レポート最初のページへ

番外4 上海・千島湖・西塘(中国)】

 今回は、中国上海への出張にいった際、気がついたら何故か千島湖や西塘に行くことになったので、そのときの報告を行います。中国の出張の時は、いつも当日にならないと何をするのか・どこに行くのか分からないのです・・・
 日本ではまだあまり知られていない観光地ですので、是非中国に観光に行く際の参考にしては如何でしょうか。



 夕方に上海に到着。この日はそのまま世界一の高さとなる展望台を持つ上海環球金融中心を眺めながらホテルに向かいます。夕日を背にした美しいその姿に感動しました。


      夕日を背にした上海環球金融中心

 次の日、仕事の合間に上海見学を行いました。もちろん今回の主役は森ビルが建設している上海環球金融中心です。外観はほぼ完成していますが、ちょうど展望台の工事をしているところでした。とにかくこの辺は高層ビルが多いのですが、その中でも上海環球金融中心の高さに驚くばかりでなく、見上げてばかりで首が痛くなりました。

 
   超高層ビル           展望台部分が工事中(左は金茂ビル)

 残念ながら上海環球金融中心には入れませんので、隣の金茂ビル内にあるグランド・ハイアット上海で見学をかねて休憩することに。こちらのビルも上海環球金融中心が建つ前は中国で一番高い高層ビルでした。もちろん何回か見学にきたことはありますが、グランド・ハイアット上海に入るのは今回が初めてです。なお金茂ビルは(とても)お金をかけている見学に欠かせない建物です。


      金茂ビル低層部

 この建物は外観も良いのですが、内観もとても良いのです。もちろん一流ホテルなのでお値段は少々高いのですが、ここのバーは雰囲気がとても良く、「高くても仕方ないかな」と思わせるモノがあります。もちろん、展望も良いので展望台代わりにも使えると思います。

 
   玄関(内側)       ホテルのバー
 
      吹き抜け見上げ          周囲は高層ビル建設中

 バーでゆっくりお茶をした後、一旦仕事に戻って、その後はおきまりの宴会に突入です。中国に来るたびに、こちらが本当の仕事なのでは?と思うのですが・・・

 次の日、予定されていた行事が当然のようにキャンセルされ、千島湖に行くことになることを告げられます。中国でも有数の観光地とのことなので、期待が膨らみます。車で数時間ゆられ、綺麗に整備された千島湖に到着です。


         公園入口

 浙江省淳安県の千島湖は、国家クラスの景勝地に指定されている中国最大の森林公園です。573平方キロにも及ぶ広々とした人工湖に1078の緑の小島が散在し、「天下一の秀水(美しい湖)」とも称されているそうです。観光客のために高級ホテルなど様々な施設が整っています。

 とても大きな湖をとても立派なクルーザー?で回遊しました。もう大きすぎて湖と言うよりも海のようで、日本だと松島の島めぐりをしているような気分になります。途中、大きな島で降りてロープウェイで山頂に行き景色を眺めたり、いけすや公園などのアトラクション?もありました。


    優雅にクルージング中

 
  ロープウェイ     お約束?の巨大鍵


       島の山頂から見た千島湖の眺め

 その後、ホテルがある別の島に移動します。別荘のコテージのようなホテルに宿泊、そして夜はもちろん宴会です。

 次の日は上海に戻る途中に、こちらも有名な西塘に寄ることになりました。昔は斜塘と呼ばれていた西塘は昔から物産豊富なところで、旧市街区には明・清時代の建物が数多く残されています。生活感が息づく水郷で、その数の多さと面積の広さは中国国内でも有数です。公園入口付近は新しいのですが、奥にはいると古い街並みがそのまま残っています。

 
       公園駐車場          入園直後の新しく整備された公園

 予想以上に古い建物がそのまま(もちろん観光資源としても)使われていることに大興奮です。まだ整備されてから間もないため、日本ではほとんど知られていないと思いますが、東洋のベニスとも呼ばれる蘇州に引けを取らない観光資源だと思います。あいにく小雨が降るなかの観光でしたが、それもまた趣があり、とてもよい雰囲気でした。


         趣のある街並みと運河

 
     運河をつなぐ石橋               桜が咲いています

 軒上の龍の間にいるものは・・・

         これは動物???(情報求む)

 中国には何度も来ていますが、とにかく広いし歴史があるので観光場所には不足しません。今回も予想外の展開でしたが、とても面白い中国出張になりました。


                                       (090419 つつみ)



前回のレポートへ

レポート最初のページへ

 


(c) 2003 kentiku-sanpo All Rights Reserved.