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番外7 九州工業大学】

番外編7回目の「九州周遊建築散歩」は,フラッと行ってきた九工大です.
ここには言わずと知れた超メジャー建築があります.



九州工業大学記念講堂+事務所棟(現鳳龍会館)

ずっと見に行きたかったので
今回,九工大の先生を表敬訪問がてら見せてもらいました

1959年とか1960年とか竣工と言われてます
当時最新の技術?であった折板構造を
扇形屋根と背部壁面に採用した打放しコンクリートの建物です

設計は清家清



やっぱりココの凄いのはこの8mの庇



非常にダイナミックな感じですw
元々斜面だったのを利用した内部空間になってるらしく
中みたかったのですが鍵がかかっていたのでまた今度...

とりあえず ぐるっと一周してみました



個人的に折板構造は好きなので
今度はぜひぜひ内部も見てみたいですね!!

そして 隣にある事務所棟(現鳳龍会館)



正直 最近の建物かと思ってましたww
講堂と同じ時期に建てられたものらしいです

サッシュは入れ替えてますが
タイルとかコンクリートとかはそのままです



このガラスのサッシュは講堂とお揃いでそのまま残ってました
そしてここは
中に入ってビックリでしたよ もー



このナナメ梁!!
非常にモダンなすっきりとした空間をかもしだしていますww

昔は細かく仕切られていたらしいのですが
改修してからとくに
もともとの設計者の意図が
よりわかりやすい形で見えるようになったのではないでしょうか




コンクリート建築にはめずらしい動きのある感じがイイですね



どうやって施工したんでしょうね?
PCa???

昔の建物なのでしっかり型枠の木目がのこってたりします

増築しているのですが



こんな感じでしっかり統一されてました

50年前の建築ですが現代でも通じる素晴らしいものですね


                                       (090408 かん)



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