Professer

　白石　靖幸
　Shiraishi Yasuyuki

　所属
　北九州市立大学 国際環境工学部 建築デザイン学科

専門分野

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建築・都市環境工学，CFD（Computational Fluid Dynamics），環境性能評価

　白石研究室では、地球環境への負担を軽減しつつ、健康且つ快適な居住環境の実現を目指して、現在、以下の研究テーマ（平成23年度版）を中心に取り組んでいます。
�@省エネ且つ快適な空調方式に関する研究
　1.自然換気と機械空調の併用システムの設計手法に関する研究
　2.空調システムとCFDの連成解析による空調性能シミュレータの開発
　3.床下空間を活用した戸建及び集合住宅の冷暖房システム
　4.CFD解析による地下ピットの有効利用法に関する研究
�A省エネ且つ快適な昼光利用方式に関する研究
　5.ライティングシミュレーションとCFD解析の連成手法に関する研究
　6.昼光利用設備導入時の室内温熱・空気・光環境の総合評価に関する研究
�B環境配慮型住宅のパフォーマンスを最大限に発揮するための研究
　7.環境配慮型住宅を支援する住まい方マニュアルの提案
　8.居住者意識と省エネ行動の因果構造の解明
�C居住環境の健康性評価
　9.住宅・地域環境の健康形成要因構造モデルの提案
　10. 健康配慮型のまちづくりを推進するガイドラインの提案

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自己紹介

　快適、健康、省エネ等のこれからの建築分野に求められる様々な要件を満足する住まいづくり、建物づくり、まちづくりに関する研究を中心に行っています。 2002年に自分の故郷でもある北九州市の大学に帰って来ることができたのも、何かの縁もしくは使命？かと思っています。大学教員、一社会人として、研究や教育等を通じて、地域貢献できれば幸いです。

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学外活動

◇北九州市大里本町地区第二期共同分譲事業プロポーザル選定委員会委員（平成22年度）
◇北九州市 環境モデル都市先導プロジェクト・八幡高見マンション共同分譲事業，環境計画アドバイザー
（平成20年度〜）
◇建築環境・省エネルギー機構,LCCM住宅研究・開発委員会/普及技術・開発委員会幹事（平成21年度〜）
◇建築環境・省エネルギー機構,LCCM住宅研究・開発委員会/普及技術・開発委員会/すまい方検討WG主査
（平成21年度〜）
◇建築環境・省エネルギー機構,LCCM住宅研究・開発委員会/普及技術・開発委員会/LCCM住宅認証委員会委員（平成21年度〜）
◇建築環境・省エネルギー機構, CASBEE-健康検討WG委員（平成21年度〜）
◇建築環境・省エネルギー機構, CASBEE-まちづくりケーススタディWG委員（平成17年〜）
◇建築環境・省エネルギー機構, CASBEE-まちづくり簡易版作成WG委員（平成18年〜）
◇建築環境・省エネルギー機構, CASBEE-住まい（戸建）ケーススタディWG協力委員（平成18年〜）
◇建築環境・省エネルギー機構, CASBEEすまい戸建評価委員養成講習会／九州ブロック講師(平成19年〜)
◇建築環境・省エネルギー機構, 健康維持増進住宅研究委員会／健康コミュニティガイドライン部会
（旧健康コミュニティ推進部会）／部会幹事（平成19年〜）
◇日本建築学会，若手奨励特別研究委員会／ダンプビルディングの室内環境と健康リスク評価特別研究委員会委員（平成20年〜）
◇日本建築学会，九州支部環境工学委員会委員
◇空気調和・衛生工学会，九州支部学術幹事（平成20年〜）
◇曽根東小学校学校エコ改修検討会アドバイザー［環境省学校エコ改修と環境教育事業］（平成17年〜）
◇北九州市建築物総合環境評価制度検討委員会委員（平成19年〜）

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発表論文

◇安藤真太朗, 白石靖幸, 伊香賀俊治, 星旦二，共分散構造分析に基づく青壮年期・高齢期の健康形成要因構造モデルの提案，−北九州市郊外住宅地における住宅・地域環境の健康決定要因に関する研究 (その1)−，日本建築学会環境系論文集，No.664，2011年6月.

◇平川聡，伊東由衣，飯田玲香，白石靖幸，相楽典泰，空調システムシミュレーションとCFDの連成解析による空調性能シミュレータに関する研究，第1報―シミュレータの概要及びオフィス空間を想定した定常実験による予測精度の検証，空気調和・衛生工学会論文集，2011年5月.

◇井上大嗣，白石靖幸，中野淳太，建築様式、住まい方の変化が室内温熱環境に及ぼす影響，−八重山郡竹富島におけるパッシブ環境制御手法に関する研究 (その2)−, 日本建築学会環境系論文集, NO.660, pp.151-158, 2011年2月.

◇井上大嗣，白石靖幸，郷田桃代, 集落・民家スケールの暑熱環境緩和・防風効果, −八重山郡竹富島におけるパッシブ環境制御手法に関する研究（その１）−, 日本建築学会環境系論文集, NO.638, pp.465-472, 2009年4月.

◇石崎武志, 白石靖幸, 肥塚祐美子,［報文］熊本城「細川家舟屋形」の保存環境に関する研究, 保存科学, 第45号, pp.227-239, 2006.

◇Tomoko Hirano, Shinsuke Kato, Shuzo Murakami, Toshiharu Ikaga, Yasuyuki Shiraishi, Hitomi Uehara, A study on a porous residential building model in hot humid regions: Part 2 ; reduction the cooling load by component-scale voids and the CO2 emission reduction effect of the building model, Building and Environment, 41, pp.33-44, 2006.

◇Tomoko Hirano, Shinsuke Kato, Shuzo Murakami, Toshiharu Ikaga, Yausyuki Shiraishi, A study on a porous residential building model in hot humid regions: Part 1 ; the natural ventilation performance and the cooling load reduction effect of the building model, Building and Environment, 41, pp.21-32, 2006.

◇Shuzo Murakami, Shinsuke Kato, Ryozo Ooka, Yausyuki Shiraishi, Design of a porous-type residential building model with low environmental load in hot and humid Asia, Energy and Buildings, Vol. 36, pp. 1181-1189, 2004．

◇白石靖幸, 加藤信介, 石田義洋, 低マッハ数近似式との比較によるBoussinesq近似式の予測精度の検討, 圧縮性高浮力流れの数値解析に関する研究, 日本建築学会環境系論文集, 第577号, pp.13-18, 2004年3月.

◇平野智子, 加藤信介,村上周三, 伊香賀俊治, 白石靖幸, 上原瞳, ポーラス型住棟における冷房負荷及びCO2排出量削減効果の検討, 高温多湿気候下における環境負荷低減型住居に関する研究 その2 , 日本建築学会計画系論文集, 第566号, pp.87-93, 2003年4月.

◇Toshiharu Ikaga, Shuzo Murakami, Shinsuke Kato, Yasuyuki Shiraishi， Forecaset of CO2 Emissions from Construction and Operation of Buildings in Japan Up to 2050, Journal of Asian Architecture and Building Engineering (JAABE), Vol.1, No.2, pp.149-156, November, 2002.

◇白石靖幸, 村上周三, 加藤信介, 伊香賀俊治, 平野智子, ポーラス型住棟の自然換気量増加と冷房負荷削減効果の検討, 高温多湿気候下における環境負荷低減型住居に関する研究, 日本建築学会計画系論文集, 第558号, pp.15-22, 2002年8月.

◇白石靖幸, 村上周三, 加藤信介, 金泰延, 対流・放射連成解析による通気層を有する二重屋根の遮熱特性に関する検討, 日本建築学会計画系論文集, 第556号, pp.23-29, 2002年6月.

◇白石靖幸, 加藤信介, 吉田伸治, 村上周三, 都市火災伝搬における火の粉飛散の数値解析, 日本建築学会計画系論文集, 第546号, pp.187-192, 2001年8月.

◇伊香賀俊治, 村上周三, 加藤信介, 白石靖幸, 我が国の建築関連CO2排出量の2050年までの予測, 建築・都市の環境負荷評価に関する研究, 日本建築学会計画系論文集, 第535号, pp.53-58, 2000年9月.

◇Yasuyuki Shiraishi, Shinsuke Kato, Shuzo Murakami, Sangjin Kim, Ryozo Ooka, Numerical analysis of thermal plume caused by large-scale fire in urban area, Journal of Wind Engineering and Industrial Aerodynamics, Vol.81, pp.261-271, 1999.6．

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著書

　　　　　

◇（共著）「建築環境工学実験用教材」改訂版，：10.1. CASBEE及び住宅の性能表示制度に関する演習，日本建築　学会編，丸善

◇（共著）健康維持増進住宅のすすめ―なぜ今、住まいの健康か―，�W-2　健康とコミュニティの関わりを探る，編　著・財団法人建築環境・省エネルギー機構，大成出版社

◇（共著）厚生労働大臣指定建築物環境衛生管理技術者講習会テキスト「ビルの環境衛生管理」

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