講義 / Lectures

▶ GRADE
All
B1
B2
B3
B4
M1
M2
D1
D2
環境造形演習
/Architecture and Arts Design Practical

建築デザインでは、工学的な技術に基づく原理を理解するとともに柔軟な 芸術的感性を身につけることが必須である。また、創造に対する的確 な描画力及び表現力を獲得する必要がある。そこで、本授業では、理性的、論理的な表現力や、感性に基づく、芸術的な表現力を、課題を通じ て研磨していく。また、自らが考え発想し、創造する力を養う課題に取り組む。さらに、3DCADの訓練を通し、建築の設計を行う上で必要とな る立体感覚や空間を表現する力を身につけ、2年次以降の設計製図で必須となる基本的能力を身につける。

建築史概論
/Introduction to the History of Architecture

 本講義では、古代から、近代までの建築史上の代表的な建築と意匠、空間構成、様式技術などについて解説する。  日本建築史では、日本建築の特質である材料、構造、意匠、空間の特性について述べ、古代から近世までの寺社建築と伽藍配置、そして、寝 殿造りから書院造り、及び、数寄屋についての住宅の発展史と数寄屋に影響を与えた茶室について述べる。  西洋建築史では、エジプト建築、ギリシア建築、ローマ建築、ロマネスク建築、ゴシック建築、ルネサンス建築、バロック建築など、各時代 の特徴や様式をその時代の国家・民族及びや風土に基づいて講義する。

集住空間論
/Collective Habitation and Space

人々が集まって暮らすことによって生まれる様々な問題を踏まえ、地域的見地から居住環境のあり方について学ぶ。その上で近隣建物の形状や 地域全体の空間構成を工夫することにより、地域レベルでの居住環境や生活環境をより豊かにする手法を学び、さらに、地球環境に配慮した都 市のあり方について学ぶ。

建築・都市計画学
/Introduction to Architecture and City Planning

本講義は建築・都市計画学の基礎を、建築計画学、ランドスケープデザイン史、都市計画史の概論をオムニバス方式で講義することによって、 建築、都市計画分野の基礎的な考え方を習得することを目標とする。建築計画学では、設計時に必要となる建築計画の基本的事項について、施 設毎に事例を紹介しながら講述する。ランドスケープ史では地域毎に多くの事例を盛り込みながら歴史的な側面からランドスケープデザインの 方法について考えていく。都市計画史概論では、都市計画の基礎と都市計画の歴史を概観することによって都市計画を理解するための基礎的素 養を育成することを目指す。本講義においては建築分野における基礎的な専門的知識の習得をめざす。

設計製図Ⅱ
/Architectural Drawing Ⅱ

課題として前半は集合住宅、後半は学校施設等に関する設計を行う。前半の集合住宅では共同施設としてコミュニティ施設の提案を含む課題と する。学校施設については、学校の教育形式(ホームルーム型、教科教室型、その他)に合わせてRC造又はS造の何れかで図面に反映する課題と する。両課題を通じて、都市計画的、環境的配慮を行い、外構計画、設備計画、構造計画 、防災計画等に関する基礎知識を習得し応用できる力 の養成をめざす。課題を通して表現・発表能力の育成も図る。本演習においては専門知識の習得、専門分野のスキル(製図能力)、プレゼンテ ーション能力の育成をめざす。

設計製図Ⅲ
/Architectural Drawing Ⅲ

エネルギー消費の多い事務所建築、展示施設、商業施設、宿泊施設、ホールなどを題材に、建築またはアーバンデザインのスケールにもとめら れる合理性、機能性、経済性等を考慮した、省エネ・低環境負荷型設計を学ぶ。複雑な導線計画の処理、機械室や駐車場、エントランス、基準 階などの機能に適合した合理的な平面プランについての素養を養う。

見学ワークショップ演習Ⅱ
/Field Trips and Workshops Ⅱ

建築デザインに対する実際的な認識を深めるために、見学ワークショップ演習Ⅰと同様の要領で見学並びにワークショップを行う。内容や課題は 、学年進行に応じてより高度で専門的なものを用意している。後半には、卒業研究や卒業設計に対する意識づくりを目的に、建築系各領域にお ける研究内容紹介や専門分野の理解を深めるためのワークショップを行う。

設計製図Ⅳ
/Architectural Drawing Ⅳ

 3年前期までの課題では、個人で設計をまとめる力を養うことに主眼が置かれているが、この授業では、グループで設計をまとめる課題に取 り組む。  実際の設計では、個人で設計を行うことはほとんど無く、設計事務所やゼネコン・工務店の設計部でも、チームになって一つの設計をまとめ 上げていくプロジェクトが多い。特に、近年は、建築意匠や建築計画だけでなく構造や環境も踏まえた複合的な課題が増えており、様々な考え を寄せ合ってそれらの課題に答えるチームでの検討が、設計プロセスの中で重視される傾向にある。そこで、設計製図の最終段階として、グル ープで協力しあい計画案をまとめあげていく共同設計に取り組む。言葉やスケッチで自分の考えを的確に伝たり、相手の考えを理解しそれを踏 まえた上で議論を積み重ねることで、表現力やコミュニケーション力を養い、チームで一つの案をまとめあげる能力を養う。戸建て住宅、集合 住宅、オフィス、商業施設などさまざまな施設に関し、建築計コンペと合わせた課題設定を行う。  最後に、これまでの自分の設計作品をまとめたポートフォリオの作成指導を行う。

建築デザイン基礎I(居住環境設計学)
/Introduction to Residential Environmental Design

建築分野での居住環境に関する設計手法の研究や高度な都市計画理論や建築理論の研究を行うためには、建築計画、都市計画、建築史等に関す る基礎知識を理解し身につけておくとともに、造形演習やCAD演習、設計課題を通じた設計製図演習によって建築設計に必要不可欠な造形力や 図面表現力、プレゼンテーション能力といった基礎素養を十分に修得しておく必要がある。本講義では、建築デザインコースで学ぶ際に、この ような居住環境設計学の基礎を分かりやすく概説するとともに、演習を通じ基礎的設計能力や基礎知識を習得することを目指す。/ It is necessary to understand basic knowledge to relate to architectural planning, city planning, history of architecture to study the skill of design technique about the residence environment in the field of architecture and the city planning theory and architectural theory. And also, it is necessary to acquire the skill of molding power and the drawing power of expression that are essential to a building design, the basics quality such as the ability for presentation by Architecture & Arts Design Practice and CAD Practice, Drawing Practice through the design problem enough. This course is easy to understand the basics of such residence environmental design studies and encourage to improve the fundamental design ability through practice.

建築デザインプログラム
/Architectural Design Program

意匠設計の実践的な演習課題を設定し、建築法規の確認、確認申請図書の作成、CAD・CG技術を用いた表現、自然エネルギーの活用なども配慮 した熱環境シミュレーションなどを行うことにより、建築設計事務に役立つ高度かつ幅広い設計スキルの向上と知識の習得を目標とする。本授 業は各担当教員の指導の下に各自がプロジェクトを設定しまとめ上げていくスタジオ形式とする。/ This course will set practical problems of architectural designs, and aim for the improvement of a high order and a wide design skill and the acquisition of the knowledge by practicing the confirmation of the building law; the making of the architectural confirmation application documents; the expression using CAD / CG technology; thermal environmental simulation that the practical use of the natural energy, etc. Students will be required to set and compile a project in each instructor's studio.

低炭素建築都市デザイン論
/Low Carbon Architecture and Urban Design

 前半は、低炭素型建築の事例研究、後半は、建築と結びついた低炭素型都市に関わる事例研究を行い、建築設計や都市デザインの分野で、ど のように持続可能で低環境負荷型の設計が行われているかを理解する。建築自体で環境に配慮するだけでなく、都市及び街区全体で環境に配慮 することの意味を学ぶ。/ In the first series of sessions we will deal with research on low carbon architecture, in the second series, we will search on sustainable urban cities.We will learn how sustainable architecture or cities are designed and realized in actual fields, and understand the importance of planing a unite of blocks or cities in addition to designing a sustainable building.

居住環境設計学講究
/Supervised Research on the Environmental Design of Living Spaces

空間表現で用いられる様々なデザイン語彙を、意匠としての効果と形成される居住環境との関係について適切に評価できる能力を涵養するため 、空間デザイン上の諸要因を文献調査やフィールドサーヴェイ等で抽出、分析する。分析した結果に基づく内容をテーマとするプログラムを担 当教員の指導の下で取り組む。 到達目標:建築・都市計画理論の基本的文献の精読によって基礎的な知識を学修し、都市空間の実際のプロジェクトを通して、建築・都市空間 に対する理解を深める。/ In order to enhance the ability to analyze the relationship between design intentions and dwelling environment of design vocabulary in creating spaces, various aspect of space design will be abstracted and analyzed through document reading and field surveys. The analyzed result will be further explored under guidance of the instructor. Goal is as follows: Deepening your knowledge and understanding for urban space through reading of essential architectural and urban design texts and throug urban design project.

低炭素建築都市デザイン講究
/Supervised Research on Low Carbon Architecture and Urban Design

前半は、低炭素型建築の事例研究、後半は、建築と結びついた低炭素型都市に関わる事例研究を行い、建築設計や都市デザインの分野で、どの ように持続可能で低環境負荷型の設計が行われているかを理解する。建築自体で環境に配慮するだけでなく、都市及び街区全体で環境に配慮す ることの意味を学ぶ。  事例研究では、どのように環境配慮型の都市が形成されているか、具体的手法やそのような都市が生み出される背景まで踏み込み、議論する 。/ In the first series of sessions we will deal with research on low carbon architecture, in the second series, we will search on sustainable urban cities.We will learn how sustainable architecture or cities are designed and realized in actual fields, and understand the importance of planing a unite of blocks or cities in addition to designing a sustainable building. We discuss more deeper aspects of sustainable urban cities, and understand the reasons to pursue the environmental conscious cities and back ground of those cities in many countries all over the world.