環境モデル都市「若松」づくりシンポジウム
趣旨 若松区では、「食と農」「住宅」「エネルギー」「里山保全」等、環境問題に対して様々な視点から市民団体が活動を行っており、平成15年1月には、こうした市民団体(7団体)が互いの連携を図るため「若松環境ネットワーク」が設立されました。現在、この若松環境ネットワーク所属団体が中心となって、環境モデル都市「若松」に向けた将来ビジョンと、それに至るアクションプランを検討しています。
今回のシンポジウムでは、英国の一大エコセンターであるC.A.Tよりピーター・ハーパー氏を招き、英国や西欧におけるエコセンターとそれを拠点とした環境共生型の地域の経済・社会の持続的な発展への取組みについて紹介するとともに環境モデル都市「若松」に向けての将来ビジョンについて考えるものです。
日時 2003年11月27日(木) 15:00〜18:00
会場 北九州学術研究都市会議場
主催 NPOまちづくりサポート北九州、若松環境ネットワーク(NPO北九州ビオトープ・ネットワーク研究会、若松循環型農業システム研究会、循環型エネルギー研究会、環境しみん若松、響みどりの会、若松秋桜会、NPOまちづくりサポート北九州)
共催 若松区役所,パーマカルチャー・センター・ジャパン、パーマカルチャーネットワーク九州
後援 福岡県環境教育学会、福岡県建築士会北九州支部
プログラム
15:05〜16:35 第一部:講 演
演題:市民主体の持続的な環境創造とエコセンター
−英国及び西欧の事例紹介と日本の展望―
講師:ピーター ハーパー(C.A.Tディレクター
C.A.Tは、イギリス・ウェールズ西部にあり、地球環境と調和した生活を提唱するエコロジー・テーマパークとして世界中から注目されている施設。ここでは、住宅やエネルギーの有効利用、食と農(有機栽培)、廃棄物のリサイクル等、様々な環境技術が体験や視覚を通して実感できるよう展示されている。また、環境教育のための各種プログラムが実践されるとともに、研究成果の出版、自然食レストランやカフェの運営、コンサルティング活動などが行なわれ、一大環境教育センターとなっている。C.A.T.は、その属するディフ地域に環境企業や環境NPOを新たに創業し、地域の環境産業・自然エネルギー産業の情報とネットワークの拠点ともなり、地域の環境・社会・経済の持続的な発展に寄与している。
16:40〜18:00 第二部:パネルディスカッション
テーマ:環境モデル都市「若松」に向けての将来ビジョンとアクションプランについて
パネリスト ピーター ハーパー(C.A.Tディレクター)
鹿子木 公春(西日本ペットボトルリサイクルX代表取締役社長)
デワンカー バート(若松環境ネットワーク代表)
野崎 博(若松区長)
コーディネーター 糸長 浩司(日本大学助教授、パーマカルチャー・センター・ジャパン代表)
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