| 趣旨 |
かつて遠賀川流域一帯は、水田耕作地として栄え、また、江戸時代以降、特に明治中期から石炭産出地として、日本経済を支えてきました。この水運に活躍したのが、遠賀川の浅い水深に合わせてつくられた船底の扁平な川ひらた(五平太船)です。川ひらたで遠賀川を下った石炭は、北九州工業地帯の発展に多大な貢献を果たしました。 |
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私たちは、この川ひらたで遠賀川の上流から河口まで下っていき、今の遠賀川がどうなっているのか川面からの視線で見て、触れて、実感したいと考えています。
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その体験をもとに、日本を始め北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどの川を漕破した野田氏を囲んで遠賀川の今と未来の姿について語り合いたいと思います。 |
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今を生きる私たちが、清らかな水が満ちあふれる遠賀川を子供たちに手渡すためには、何をなすべきかを一緒に考えてみましょう。 |
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| 日時 |
2003年10月27日(月)18:00〜 |
| 会場 |
北九州市若松市民会館 小ホール 若松区本町3-13-1 |
| 主催 |
NPO遠賀川流域住民の会 |
| 後援 |
若松区役所 |
| プログラム |
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| 18:00〜19:00 |
基調講演 |
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演題:「世界の川を旅して」 |
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講師:野田知佑 カヌーイスト エッセイスト |
| 19:15〜20:30 |
パネルディスカッション |
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テーマ 「遠賀川から洞海湾へ」 |
| アドバイザー |
野田知佑 |
| パネラー |
花村利彦(田川郷土史研究会) |
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デワンカー・バート(北九州市立大学助教授) |
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久津輪勝男(川船製作研究会) |
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窪山邦彦(NPO遠賀川流域住民の会) |
| コーディネーター |
原口公子(NPO遠賀川流域住民の会) |