2001年度 景観技術シンポジウム
「北九州市における自然環境技術の展望」
趣旨 北九州一帯は、玄界灘と瀬戸内海に面した自然豊かな地で、かつては漁業や農業を主とした自給自足の生活を営んでいたが、1901年に八幡製鉄所が操業を開始以後、百年間にわたって北九州は世界の鉄鋼産業をリードし、日本の重要な産業拠点として繁栄してきた。市街地が拡大し、自然環境が減少した結果、かつて存在した豊富な自然とのふれあいが少なくなっている。

現在、北九州市は「鉄都」から「エコ・テクノロジー都市」への転換を目指し、環境産業を柱とした「環境調和型都市」として蘇生しつつある。21世紀に向けて、20世紀になくしてしまった自然環境を回復し、水と緑に育まれ、自然と調和した生活様式を取り戻すための「環境調和型都市」の実現に当たって、新たに環境に配慮した都市づくりが課題となっている。

日時 2001年10月15日(月) 14:00〜17:00
会場 北九州国際会議場 2階 国際会議室
主催 北九州市、(財)西日本産業貿易見本市協会、早稲田大学理工学総合研究センター
プログラム 14:00〜14:50
ご挨拶 中岡 司(北九州市企画 学術振興局長)
基調報告 「ビオトープ・ネットワーク北九州」を考える
講師:デワンカー バート
北九州市立大学国際環境工学部 助教授
早稲田大学理工学総合研究センター九州研究所 客員講師
14:50 休憩
15:00 討論会
討論者 高山 登(鹿島建設株式会社 環境本部 地域環境計画グループ 部長)
高倉 弘二((株)電発環境緑化センター 所長代理)
中山 歳喜((株)エコプラン研究所 代表取締役)
緒方 信一(北九州市環境局環境保全部 地球環境係長)
デワンカー バート(北九州市立大学国際環境工学部 助教授)
司会者 福田 展淳(北九州市立大学国際環境工学部 助教授)
16:45  まとめ
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