再生材料等を使用したコンクリートの高品質化に関する研究


目的

使用材料をエコセメント及び再生骨材の再生材料等によるリサイクルコンクリートを生成.同じく再生材料であるフライアッシュを大量に外割混合強度発現性状および高耐久性状をもたらし,強度改善を図る.

■研究結果

圧縮強度
フライアッシュを外割混合したW/B35および25%の調合において,W/B65%の調合よりも91日強度は大きくなった.これにより,フライアッシュを大量に外割混合することで骨材品質の影響による圧縮強度の低下を改善できる可能性が示された.
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静弾性係数と圧縮強度の関係
すべての骨材種類でフライアッシュを大量外割混合した65-25は他の調合よりも下側に分布しており,特にERNに関しては規準式よりも若干下側に分布していた.フライアッシュを大量に混合すると圧縮強度に対し静弾性係数が小さく分布する傾向が確認された.
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割裂引張り強度と圧縮強度の関係

図6に割裂引張強度と圧縮強度の関係を示す.全体的に回帰式上よりも下側に分布している.再生材料等を用いると圧縮強度に対して割裂引張強度が低くなる傾向がある.
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