(a)標準養生 (b)20℃気中 (c)40℃気中
図1 圧縮強度の経時変化
(1)石炭灰を外割混合した高強度コンクリートは、40℃気中養生のという劣悪な養生環境下において、セメント単味のコンクリートの時は標準養生に比べ圧縮強度は小さいが、石炭灰を入れることによって、強度発現の増進が期待できる。一方、養生条件に関わらず石炭灰量を増加しすぎると強度発現低下につながるが、40℃気中環境養生の長期材齢において強度低下が小さくなる傾向が窺えた。(図1)
(a)標準養生 (b)20℃気中 (c)40℃気中
図2 圧縮強度と静弾性係数の関係
(2)石炭灰外割混合した高強度コンクリートは,40℃気中養生することによって材齢、単位石炭灰量に関わらず、初期から静弾性係数は一定であった。また単位石炭灰量を100kg/m3、200kg/m3、300kg/m3 にした場合、NEW-RC 式上に分布した。(図2)
(a)標準養生 (b)20℃気中 (c)40℃気中
図3単位石炭灰量と脆度係数の関係