整数倍になるわけ

閉管内の固有振動のときの波長λmを考えると、

λm=c/fm=2lx/m

*lx=m(λm/2)

c :波の速さ
m :波の腹の数
m:固有周波数

lx:管長

となる。すなわち、官長が半波長の整数倍にあたる周波数が固有周波数である。ここでm=0は振動でなくなるが、m=1から無限大まで無数の固有振動をもっている。