連続の式

平面波の伝搬方向に図のように単位断面積の管を考え、
xの断面がξだけ変位したとすると、(x+δx)の
断面の変位は、ξ+δξ=(ξ+(∂ξ/∂x)δx)
となる。もともとこの2つの断面間に含まれている体積V=δxが音波によって
ΔV=(∂ξ/∂x)δxだけ増加したことになる。したがって体積の増加率は、
   となるから、前に述べたP=ーκ(ΔV/V0)の式に代入すると、
   という式が求まる。この式が媒質の連続の式である。